top of page
2020 / 04 / 28 ~
医療崩壊によって負の連鎖となってしまいます
新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、パキスタン全土は感染者数11,940人、死者数253人の被害が出ている。
また、街は5月5日まで都市封鎖、学校は5月末まで休校となった。都市封鎖によって、日雇い労働者の多くが収入源を失い、飢えに苦しむ家庭が少なくない。十分な栄養が取れなくなるとウイルスに感染するリスクが高まり、命の危険が叫ばれている。
もともと辺境に位置するハイバル・パフトゥーンハー州は、医療設備が脆弱で、州にある病院で新型コロナウイルス感染者対応として指定された病院は2カ所しかない。さらに、医療物資が欠如していて医者も看護師も感染の危機に晒されてる。医療が崩壊してしまうと、この地域の子どもたちは再び教育を受けられる日が遠のくだけでなく、その将来さえ奪われかねない。(「Yahoo!基金」から)
パキスタン山間部 医療崩壊
パキスタン山間部
5月からパキスタンは都市封鎖が解除された。経済的な損失が上回ってしまうため妥当な判断ではあるが、解除によって感染がさらに拡大し、医療崩壊リスクがさらに高まっている。
パキスタンの医療システムは脆弱で、普段から医療物資は輸入に頼っている。感染が広がる初期の段階は医療用マスクや防護服がない中、医師や看護師は自分たちの身を危険にさらしながら患者に対応していたが、全世界からの寄付によって病院や検疫所、保健所に医療用手袋、マスク、ゴーグルなど防護服一式の配布し、感染リスクを下げることができている。みんなの力が一つの国を救うのです。(「Yahoo!基金」から)
2020 / 04 / 28 ~
みんなの力は確実に役に立っています
bottom of page